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段級審査実施要領

第11条 段級審査を受けるものは、岐阜県内に居住し、または当人の主たる剣道活動の場を有し、規定の年会費を納入した登録会員で、次の各号の条件を満たさなければならない。
*会員登録については「岐剣連概要ページ」に記載されております。
  1. 級位は現級受有者で、60日以上修業した者、ただし2級は小学校5年生以上、1級は小学校6年生以上の者(級位の経過日数は「合格した翌日から審査の前日まで」ではなく「合格したその日から、受験日まで」です)

  2. 初段は1級受有後90日以上修業した者で13歳以上の者(24年度より、受験日前日までに年齢を満たした者でなく、当日誕生日の者も受験可能になりました)

  3. 二段は初段受有後1年以上修業した者
    *段位合格月の年数後の同月であれば受審資格有りです。
    (例えば二段受審の場合:4月30日合格し、1年後の4月1日でも受審可能です。)


  4. 三段は二段受有後2年以上修業した者

  5. 四段は三段受有後3年以上修業した者

  6. 五段は四段受有後4年以上修業した者

  7. 六段は五段受有後5年以上修業した者

  8. 七段は六段受有後6年以上修業した者

  9. 八段は七段受有後10年以上修業し、かつ年齢満46歳以上の者

認定審査 

第12条 初めて剣道の段級位を取得しようとする者は、本連盟が実施する認定審査を受けなければならない。
この場合の最高位は1級とする。
ただし小学校児童は3級中学校生徒は2級、高等学校生徒(相当年齢を含む)は1級までとする。
岐阜県剣道連盟段級審査実施要領は、改正され平成22年4月1日より実施。
さらに以下、一部改正され平成22年9月1日より実施。

「高校生・一般の認定審査」の最高位を一級とし、これに伴い実技審査項目を「一級」の審査項目と同じとした。
また、段審査の学科問題を事前に5問提示し、当日そのうち3問を出題する。

級位審査実施要領

級位実技審査は、下記の審査要領により、当該級位相当の実力があるか否かを審査する。
木刀による剣道基本技稽古法
基本一
一本打ちの技
正面・小手・胴・突き
基本二
連続技(二・三段の技)
小手→面
基本三
払い技
払い面
基本四
引き技
面→鍔ぜりあい→引き胴
基本五
抜き技
面抜き胴
基本六
すりあげ技
小手すりあげ面
基本七
出ばな技
出ばな小手
基本八
返し技
面返し胴
基本九
打ち落とし技
胴打ち落とし面
*認定級位受験者の中で、中学生および高校生ならびに一般の人たち
「木刀による剣道基本稽古法」に定めるそれぞれの技を行った後に、面胴と着装し、各級位の基本技をおこなう。
*認定級位審査および級位審査時における、受審者が行う各級位の基本技は、
切り返しを1回行った後、引き続き定められた基本技を行うこととしたので、誤りのなきようお願いします。

段位審査実施要領

初段ないし五段の実技審査は、岐阜県剣道連盟剣道称号・段級位審査規程第13条に定める付与基準に基づくほか、下記の項目を着眼点として、当該段位相当の実力があるか否かを審査する。

①実技審査

●初段ないし三段
  1. 正しい着装と礼法
  2. 適正な姿勢
  3. 基本に則した打突
  4. 充実した気勢

●四段及び五段
初段ないし3段の着眼点に下記項目を加えたもの
  1. 応用技の練熟度
  2. 鍛錬度
  3. 勝負の歩合

②日本剣道形審査

日本剣道形の実施本数は、下記のとおりとする。

受審段位
日本剣道形
初段
太刀の形1本目から太刀の形3本目まで
二段
太刀の形1本目から太刀の形5本目まで
三段太刀の形1本目から7本目まで
四・五段
太刀の形1本目から7本目まで及び小太刀の形3本

③学科審査

学科試験は、剣道の意義、剣道試合規則、技術および理論に関するものとし、本連盟発行の「剣道学科問題集」の中から出題するものとする。

*段位学科審査は、初段~三段また四・五段の学科問題を下記問題の問を事前に提示し、審査会当日に、このうち3問を出題します。

ただし、令和6年度も令和5年度の同じ内容で、
支部審査会(初段~三段)の学科審査は、5問すべて手書きして学科解答用紙の提出
となっております。

令和6年度は、剣道四段・五段審査(本部審査会)の学科試験は、
 本部審査会、当日に、下記本部審査会学科問題の「五問中から三問出題」して、筆記試験を実施いたします

岐阜県剣道連盟審査会 学科試験問題 実施時期 令和5年度中
区分
初段・二段・三段は以下問中3問
四段・五段は以下問中3問
1.剣道の意義に関する問題
問題集P4
問1と問2.
「剣道の理念」および「剣道修錬の心構え」を記せ

2.剣道試合規則に関する問題
問題集P6
問3.
有効打突の条件を細かく記せ
問題集P6
問3.
有効打突の条件を細かく記せ

問題集P7
問5.
剣道試合規則に定める諸禁止行為を上げよ
3.技術に関する問題
問題集P10
問3.
切り返しの効用について述べよ
問題集P13
問7.
日本剣道形を修錬することの効果について述べよ。
4.理論に関する問題
問題集P21
問13.
「一足一刀の間」について述べよ。
問題集P28
問24.
「残心」について述べよ。
問題集22P
問16.
「打突の機会」について述べよ。
問題集P31
問28.
「守破離」について述べよ。
*学科問題は平成19年4月1日発行の岐阜県剣道連盟学科問題集(最新版)から出題しております。
*平成24年度より、五段受審者については、剣道社会体育指導員初級資格保有者は学科試験が免除されます。
*「満70歳以上の受審者は学科審査を免除することが出来る。」
 二段以上の受審には、必ず「全剣連番号」の記入が必要となります。
*初段取得した者に、割り当てられる「全剣連番号」は、生涯変わりません。
 ご自身の番号は、全剣連番号検索ページで検索できます。

岐阜県剣道連盟称号・段級位 審査料および登録料

認定級位
審査料
登録料
合計
8級
800円
1,200円
2,000円
7級
800円
1,200円
2,000円
6級
800円
1,200円
2,000円
5級
900円
1,700円
2,600円
4級
900円
2,100円
3,000円
3級
1,200円
2,500円
3,700円
2級
1,200円
2,700円
3,900円
1級
1,300円
3,300円
4,600円
級位
審査料
登録料
合計
7級
800円
1,200円
2,000円
6級
800円
1,200円
2,000円
5級
900円
1,300円
2,200円
4級
900円
1,300円
2,200円
3級
1,200円
1,600円
2,800円
2級
1,200円
1,700円
2,900円
1級
1,300円
2,100円
3,400円
上記が級位の金額。下記が段位の金額
段位
審査料
登録料
合計
初段
3,500円
6,000円
9,500円
二段
4,500円
7,500円
12,000円
三段
5,500円
10,500円
16,000円
四段
7,500円
15,000円
22,500円
五段
9,000円
21,000円
30,000円
六段
13,000円
48,000円
61,000円
七段
14,000円
71,500円
85,500円
八段
18,000円
105,500円
123,500円
称号
審査料
登録料
合計
錬士
17,000円
67,500円
84,500円
教士
20,000円
95,000円
115,000円
範士
195,000円
195,000円
※満70歳(審査前日)以上の合格者は上記登録料の半額とする。

審査料及び登録料の納入

第3条 審査料は、受験前に、又は登録料は直ちに納入するものとする。
第4条 認定審査料は、段級位認定後直ちに登録料とともに納入するものとする。
岐阜県剣道連盟

〒500-8384
岐阜県岐阜市薮田南1-11-12
岐阜県水産会館611

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